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2024年3月3日、パリにあるカードミュージアム「イッシーカード博物館」にて開催された「パリかるた2024」に公式スポンサーとして参加してきました。
イベント参加の目的は2つで、1つはスポンサーとして弊社の商品である、折り畳み式畳「TATAAMIZE®️」の提供。2つ目は「パリかるた」を通じて海外への販路開拓です。
皆さんの中で畳を持ち歩くイメージはありますか?和室に敷いて、動かさないイメージが一般的ですよね。持ち運びできる畳として「ゴザ」など様にシート状の物がほとんどです。
「TATAMIZE®️」は畳本来の重厚感、座り心地を残し、それを4分の1サイズに折り畳める様にした「折り畳み式畳」です。
もちろん持ち運び様に軽量化を計り、女性や子供でも1畳サイズを持ち運べる仕様になっています。現在は主にお茶や着物等の和イベントに使っていただいています。
日本とフランス、地理的には遠く離れているかもしれませんが、文化的な繋がりにおいては、驚くほど密接な関係を築いています。フランス人の日本文化への深い関心は、ただの一過性のブームではなく、長年にわたって育まれた共感と魅力の結晶です。
日本のアニメや漫画、映画、そして独自の音楽やファッション、味わい深い食文化は、フランス人の心を捉えて離しません。パリで開催される「ジャパンエキスポ」のような大規模なイベントは、この文化交流を象徴する最良の例です。年間を通じて多くの訪問者を魅了し、日本の多面的な文化をヨーロッパの地に紹介しています。
フランス全土に点在する日本食レストランは、その数だけでなく、提供される料理の質においても、日本文化への深い敬意を表しています。伝統的な寿司や天ぷらから、より現代的なフュージョン料理まで、日本食はフランスの食文化シーンにおいて独特の地位を築いています。
さらに、フランス人の中には、日本の茶道や武道といった伝統文化への関心を持つ人々も少なくありません。これらの文化は、精神性や哲学的な側面も含めて、日本を深く理解するための鍵となっています。
フランスと日本の間には、単なる好奇心以上のものがあります。それは、互いの文化への深い尊敬と、それを通じた相互理解の促進です。この関係は、両国間の友好関係をさらに深め、新たな文化的な発見へと導いています。フランス人と日本文化との間のこの不思議な結びつきは、まさに世界がどれだけ互いに影響を与え合っているかの素晴らしい証です。
まだ確定事項ではないですが、今後『TATAMIZE®️」を海外限定での販売を考えています。
ここでは紹介出来ていませんが、実は「TATAMIZE®️」には様々なモデルがあります。持ち運びに特化した最軽量モデル、本格的に禅を味う為のフラッグシップモデルなど、様々なモデルのテストマーケティングを行い、
今年の7月にパリで開催される「ジャパンエキスポ」で展示予定です。現在はそれに向けて試行錯誤を重ねている段階です。
■ジャパンエキスポ公式サイト https://www.japan-expo-france.jp/jp/
サンク・ラスタ(株)
代表取締役
三谷原恒良
岡山県倉敷市出身、1979年生まれ。
アイルランドの首都ダブリン Sound Trading Centre レコーディングエンジニア課に在学時代、海外から見た日本の魅力に気付く。24歳で帰国後に家業の畳表製造業を継ぐ直前にミャンマーへ一人旅に出かける。そこで出会った子供たちの笑顔、過酷な環境を目の当たりにし、何もできない自分への情けなさといつか役に立ちたいと思いながら16年。
ようやく自分なりの答えが見つかる。
帰国後に祖父が仕事を立ち上げた畳表製造メーカーの3代目として
家業の畳表製造業を継いだ後、26歳で新たに起業。令和2年度 倉敷商工会議所青年部 副会長。
(平成18年6月、社長就任に合わせて新会社を設立)